クロブログ(仮)

アラサーによる服や革製品、自転車についての記録。

パスポートカバーの必要性について

パスポートカバーって必要?

おそらくパスポートを手にした人であれば一度は考えたことがある、パスポートカバーは必要かどうかという悩みをきっと解決する。今回はそんなエントリ。

パスポートカバーやパスポートケースの購入を悩んでいる人の参考になればと思う。

 

パスポートカバーの必要性

パスポートカバーを付ける目的としてパスポートの保護が挙げられる。

しかし、そもそもパスポートは丈夫な素材かつ大事に扱う意識が強く、かつ使用頻度が低いからカバーがなくてもボロボロになることは滅多にないと思う。

少なくとも僕はパスポートカバーがないことが原因でボロボロになってる人を見たことがない。

それどころか、出入国時などの数少ない使用する場面においても、裸の状態で他人に見せることが目的であるパスポートについては、カバーは必要どころか邪魔だと思う。

 

結論、パスポートカバーは不要。

 

でもパスポートカバー不要論だけ唱えても本エントリは終わってしまうので、次はあえてパスポートカバー必要論を唱えたい。

今回、パスポートカバー必要論を唱えるあたって初めてのパスポートカバーを購入したので紹介したい。というか単純に欲しかっただけ。

ということで「パスポートカバーの必要性について」改め、「HERZ(ヘルツ)のパスポートカバーについて」。ここからが本題。

HERZについて

HERZは1973年創業の日本国内に工房・店舗を構える革鞄工房で、鞄・小物に関わらず、全て手作りで製作している。

基本的に全ての商品が受注生産であるが、例外として直営店に在庫のある商品に限りその場で購入することができる。

そして受注生産の利点として有料ではあるが様々なカスタムをすることができる。革の色や糸の色、イニシャルやブランドロゴの刻印の有無や位置を選べるだけでなく、金具を付けるなどデザインを変更したりすることまでできる(!)

しかも店舗スタッフの方が相談に乗ってくれて、デザインを変更する場合は無理のないデザインになるようアドバイスをしてくれる。

正直、スタッフの方と思考錯誤しながらデザインを考える時間だけでも楽しい。

そこで、今回カスタムして出来上がったパスポートカバーが届いたので紹介していく。

 

HERZのパスポートカバーについて

個人情報保護の観点から伝票は破棄したが、品名は「革製品水濡れ厳禁」。当たり前といえば当たり前かもしれないが嬉しい配慮。

 

開封。緩衝材がトレイの形になっていたのでそのまま撮影。省略したが丁寧な梱包。

 

内側。左下のポケットにはイニシャルを刻印した。

HERZのブランドロゴの刻印と位置を反対にしようかめちゃくちゃ悩んだが、開いて右下の方が目立つ考え右下をブランドロゴに。

さりげなく逆サイドにイニシャルを刻印したつもり。

また、ポケットの位置も変更することができた(!)が、左側の方が右利きの自分には使いやすいと思いデフォルトの位置で。

 

外側。もし使わなくなったらマウスパッドとして活用しよう。

もしくは無印良品でパスポートサイズのメモ帳でも買って、メモ帳カバーとして活用するのもいいかもしれない。

 

説明書的なもの。素材の特性やお手入れ方法、修理や店舗の紹介などが記載されている。

 

良かったところ

①デザイン性が高いこと・革素材であること

大前提としてパスポートカバーは必要ないと思う。にも関わらずパスポートカバーを使用するからにはデザイン性の高さは必須。

その点HERZのパスポートカバーはデザイン性が高く、旅行に行きたくなるくらい使っててテンションが上がる。

ただ上にも書いた通り、パスポートは使用頻度が低く、カバーも相応に長く使うことが想定される。

しかも、付け外しする機会も多いためプラスチック素材は劣化して裂けてくると思い、簡単に破れない素材を選びたい。

そこで破れに強く、また、パスポートが渡航歴を記録するように旅を通して経年変化を記録できるように、という思いを込めて革素材をチョイス。

 

②パスポートを保護できること

保護の観点からもパスポートカバーは必要ないと思うが、それでもカバーをした方が、より綺麗な状態を保てる。

裸の状態で鞄に入れることにより四隅が曲がることや汚れからパスポートを保護できる。

またパスポートであることの主張を強めることにより、鞄の中からすぐに取り出せるだけでなく、気付いたら鞄の中から無くなっている、なんてことも減ると思う。

保管時も同様でどこに保管したかわからないといった事態を防げるだろう。というかパスポートを失くす一番の理由は、この保管場所を忘れることだと思う。

 

悪かったところ

冒頭に記載。

ちなみに値段は商品代3,850円+イニシャル刻印代550円+送料550円=4,950円(税込)

送料に関しては店舗に取りに行けば無料。

まとめ

結論、パスポートカバーは必要。

たしかにパスポートカバーがなくても当然海外に行くことはできるし、ボロボロになることもないだろう。

しかし、旅行に行きたくなるくらい使っててテンションを上げてくれる、経年変化を楽しめる、(HERZの)パスポートカバーは自分にとって必要不可欠だ。

カバーとして保護という機能も満たしており、携帯時でも保管時でもパスポートであることの主張を強めることで紛失するリスクを減らすことも期待できる。

結論ありきのエントリだったけど、経年変化が楽しめるため備忘録としても記録したかった。というかそっちがメイン。数年後にビフォーアフターを投稿したい。

おわり。