鎌倉シャツの新しく古いボタンダウン「SPORT」を買ってみた
記念すべき2回目の記事は商品レビュー。
タイトル通り、鎌倉シャツのボタンダウン「SPORT」を買ったので、その紹介やら良い点悪い点やらを書いていく。
5月1日からクールビズが解禁されてしまい、新しくノーネクタイ用のシャツが欲しいと思い、鎌倉シャツのオンラインショップを探す。
シャツに求めるのは妥協できない順に①サイズが合うこと、②綿100%であること、③安いこと。
①サイズが合うこと
サイズが合うことの重要性は言うまでもない。しかもそれが仕事で着るものならなおさら。僕のサイズは「41-89」と腕が長いため、サイズの合うシャツを置いているお店が少ない。スーツの量販店を何店か周って全滅した記憶がある。オーダーメイドは高い。
②綿100%であること
量販店ではノンアイロンを謳っているシャツが多く、そのほとんどにポリエステルなどの化学繊維が含まれている。化学繊維が悪いとか良いとかじゃなくて好みの問題。むしろ綿100%は肌触りが良い一方でしわになりやすく、アイロンが欠かせないのは間違いなくデメリット。アイロンは嫌いじゃないが、やらなくて済むならやりたくはない。
③安いこと
仕事で着る場合は何着も用意しなくちゃいけないし、シャツは汚れやすいから安い方が良いに決まってる。ただし、サイズや素材、デザインほど重要ではない。
これらの条件を満たすお店を鎌倉シャツしか知らないから、仕事用のシャツを買うときは自動的に鎌倉シャツが第一候補になる。
ちなみに鎌倉シャツ鎌倉シャツと書いているが、会社名は「メーカーズシャツ鎌倉株式会社」。友達は「カマシャツ」と略していた。「おカマシャツ」みたいで嫌だから僕は「鎌倉シャツ」と呼んでいる。たぶんスタンダード。
最近はコロナウイルスの関係で、「シャツ屋がつくるマスク」が話題になってたとか。
そんな第一候補、鎌倉シャツのオンラインショップがこれまたコロナウイルスの関係で全品送料無料になってので今回初めてネットで買ってみた。
開封の儀。白いダンボールがシャツのクリーンなイメージと合ってる気がする。
”返品・交換は、商品到着後8日以内にお電話にてご連絡ください。”
こういった返品・交換に関するお問い合わせをデカデカと書いてあるのは好印象。
身に覚えのないハンカチが入っている。最初はオンラインショップで買った特典かと思っていたが、おそらくこれもまたコロナウイルスの影響?
真っ白なハンカチで、右下にワンポイントのロゴ。シンプルで使いやすい。ポケットチーフとしても使えそう。予期せぬ特典でかなり嬉しい。
今回購入したシャツがこれ。「SPORT」シリーズの白の無地のボタンダウンシャツ。
正面。クールビズ用ということでボタンダウンをチョイス。鎌倉シャツはポケットが無いものがほとんどだが、これはポケット有りで、生地はオックスフォード。
背面。センターボックスと呼ばれる肩を動かしやすいつくり。
タグ。ノーネクタイ専用であれば第一ボタンを締めないため首回りのサイズを小さくしてもよかったが、そこまで分けられず、いつものサイズ。値段は税抜き5,900円。
前立ては幅の広い表前立て。カフスの幅は狭い。
カフスボタンは1つ。個人的にカフスボタンは2つある方が好きだけど、これも理由があってのことかも。コロナウイルスが落ち着いて店頭に行くことがあれば店員さんに聞いてみようと思う。
まとめ
良い点:王道というかボタンダウンらしいボタンダウンだと感じた。ボタンダウンらしく、細部もカジュアルなつくりになっている。ポケットやセンターボックスだけでなく、表前立てやカフスの幅にまでこだわっているのはさすがの一言。これをドレスな襟型で同じことをすると、ちぐはぐな印象を受けるだろう。デザインに統一感があるというか、いわゆるどこで買ったかわからないような、わけのわからないデザインではない。
あと、説明するまでもなく、縫製は丁寧で、ボタンも天然貝ボタンを使っている。縫製が雑だったり、ボタンがプラスチックだったりすると、急に安っぽく見えるから大事。
悪い点:実はすでに「SPORT」シリーズのシャツは1着持っているが、綿100%のシャツのため、多分に漏れずしわになりやすい。アイロンがけは必須なため、それが苦に感じる人は着なくなりそう。あとは悪い点じゃないけど、スーツより私服やジャケパンの方が合うかも。
最後に
記事にすることで改めて鎌倉シャツの良さを再認識できた。今回購入したシャツに限らず、鎌倉シャツは変なデザインのシャツがほとんどなく、失敗が少ない。そういったものづくりの姿勢や、今回のコロナウイルスの対応?(全品送料無料やハンカチの特典)でますますファンになった。今後もシャツ探しの第一候補は鎌倉シャツになりそう。終わり。