クロブログ(仮)

アラサーによる服や革製品、自転車についての記録。

愛知県在住のiPhoneユーザーが楽天モバイルにしてみた

僕は現在愛知県に住んでいる。そしてiPhone8ユーザーである。今回はそんな僕が大手キャリアから楽天モバイルにしてみて良かったこと悪かったことを書いてみる。

 

ちなみに愛知県在住とあるが名古屋市在住ではない。名古屋市在住の人間は愛知県在住と言わず名古屋市在住という。出身を聞かれれば80%の確率で愛知県ではなく名古屋市出身と答える。(当ブログ調べ。)

 

ただ勤務地は名古屋市内なので、平日は会社か自宅にいる時間ががほとんど。逆に休日は名古屋に出かけない限り市外で過ごすことになる。

 

詳しくは後述するが、自宅でwi-fiを使う時間を除き、平日は名古屋市楽天独自の回線(以下、楽天回線)を使い、休日は名古屋市外でau回線を使っていることになる。同じような環境で楽天回線の地域外で生活することも多いという方の参考になればと思い書いていく。

 

まず楽天モバイルの回線について。以前の楽天モバイルは大手キャリアの回線を間借りする一般的な格安スマホと同じだったが、いわゆる今の楽天アンリミットは基本的に楽天回線を使う。しかしこの楽天回線が今のところ都市圏(以下、楽天回線エリア)(愛知県では名古屋市のみ)でしか使えない。

 

それ以外の地域(以下、楽天回線エリア外)では自動的にau回線に切り替わるという仕組み。自分の住んでる地域が楽天回線エリア外であるために楽天モバイルにすることを躊躇する人も多いだろう。

 

次に回線による容量について。楽天回線は1日10GBまで使える。10GBと言われてもパッとこないかもしれないが格安スマホでは1ヶ月5GBや7GBのプランがあるくらいだから1日10GBは実質無制限。

 

一方でau回線(データ高速モードON)は1ヶ月5GBまで。他の格安スマホでは1ヶ月5GBや7GBのプランがあるくらいだからこれは一般的な水準。

 

データ高速モードの5GBを使い切ると(データ容量の購入もできるが)1Mbpsの速度制限がかかる。1Mbpsは、僕の感覚ではスマホの使用に支障はないレベル。画像や動画の閲覧は多少重いと感じるが、LINEであったり文字中心のWebサイトの閲覧は問題なくできている。

 

また、月末や旅行中に速度制限がかかるのが耐えられないという人は、普段からあえてau回線を1Mbps(データ高速モードOFF)で使うという方法もある。本来であれば通常の速度で5GBを使い切り次第、1Mbpsの速度制限がかかるところを、5GBを使い切る前からあえてデータ高速モードをOFFで利用する。(その間はデータ高速モードの5GBを消費しない!)

 

僕は旅行など外出時に備え普段はデータ高速モードをOFFにし、高速回線の5GBの容量を温存するようにしている。しかもau回線のデータ高速モードをOFFにしていたとしても、楽天回線エリアでは自動で楽天回線を高速で利用できるため、いちいち切り替える必要はない。

 

以上、説明終わり。本題に入る。良い点と悪い点。

 

まず良い点から。正直良い点は価格面のみ。これは僕の場合だが、通信料が約8,000円から約3,000円になった。単純計算1ヶ月5,000円の差額だから年間60,000円の差が出る。なお、楽天モバイルはプランは択一だから迷わなくていい。プランの内容で特筆すべき点は上記のデータ容量に加え、通話料無料(楽天Linkという通話アプリを利用した場合)くらい。楽天LinkはiPhone標準搭載の電話アプリとほとんど同じ。あとはオプションで海外通話やら端末の保険があるが僕は加入していない。

 

また、今なら月約3,000円のプラン料金がキャンペーンで1年間無料。端末代金を払い終えていれば1年間携帯にかかる料金が無料になる。0円。さらに楽天モバイル契約時に実質数千円で安い端末を購入することができるので(端末代金程度のRポイントの還元あり)サブ機として契約するのもおすすめ。3,300円の契約事務手数料もRポイント還元されるし正直意味がわからないレベル。僕は端末代金を払い終えたiPhone8があったので、実質数千円で購入した安い端末を20,000円くらいで売却。

 

まとめる。1年目通信料無料。2年目以降の通信料は3,000円。(高いと感じれば他の格安スマホに乗り換える予定。)契約時にかかる手数料はポイント還元により実質無料。自己負担数千円で端末が購入でき、不要であれば20,000円程度で売却可能。(売却時の送料・手数料込みで15,000円程度の利益。)以上、契約しないと損なレベル。

 

 

次に悪い点。回線と、初期手続き。

 

まず、回線について。名古屋市内での利用経験しかないが、屋外については繋がりやすさ、速度ともに良好。が、屋内に入ると繋がりにくさは結構ある。駅直結の名古屋屈指の百貨店である高島屋でさえ圏外になったのは驚いた。

 

これはあくまで予想だが、圏外だからといってau回線に切り替わるわけではなく、楽天回線エリアであれば、あくまで楽天回線のみが利用可能(au回線は利用不可)である。楽天回線エリア外である地方などであれば、自動的にau回線に切り替わるので、むしろ楽天回線エリアの方が圏外になりやすいと言えるのかもしれない。

 

次に初期手続きについて。おそらく動作保証がされている端末であれば比較的簡単に回線の接続が完了すると思うが、iPhone8に関しては動作保証がされておらず、いろんな記事を参考に試行錯誤しながら接続を済ませた。パソコンが苦手な人は、契約する前に動作保証や接続に関する記事をよく読んだ方がいいかもしれない。

 

まとめ。いつでもどこでも快適に大容量を使いたい、充実したオプションやサービスを使いたい、という方は大手キャリア。

僕は大手キャリアのオプションやサービスを上手に活用できず、内容もわからず無駄に料金だけを支払っていたのを疑問に思い格安スマホへ乗り換えた。

以上、現状愛知県(名古屋市外)在住のiPhoneユーザーが楽天モバイルにしてみて。契約手続きや初期設定・接続はめんどうだし、回線も現時点では不安定な部分もあるが、それ以上に通信料が安くなった。とにかく毎月の固定費を安くしたい人にはおすすめ。

終わり。